●今年、ちいかわ初の映画が公開されますが(※)、率直な心境を教えてください。 ※本インタビューは映画公開前に実施したものとなります。
劇場での公開は緊張しますが、とても楽しみにしています。みなさんと一緒に劇場に観に行けたら良いなと思っています。 映画化は初めてのことばかりで、暗中模索という感じでした。まず最初に、映画をやるのか、本当にできるのか、というところから始まりました。贅沢な悩みではありますが、やるのであれば良いものにしたかったんです。 どうしたらもっと良くなるんだろうと悩むことも多かったです。 漫画を描いた2023年から映画が公開するまでの間、ずっと自分の中では2023年が続いているような感じがしていました。なので、映画公開日の7月24日で、ようやく2024年になる感覚です。
●映画チームとはどのようなコミュニケーションをとりましたか?オーダーした内容なども含めて教えてください。
まずは、キャラクターたちそれぞれのイメージが崩れないように、ということです。 たとえば、はじめにちいかわとハチワレがチラシを見るシーンがありますが、ちいかわが横から手を出した時にグイっと奪い取るような仕草にならないようにしてほしい、などです。 その他、作画についてもすごく細かな部分のお願いをしました。主にキャラクターの表情の部分になります。眉毛の角度だったり、口の開きだったり。
お打ち合わせも定期的にさせてもらっています。直接お会いしたり、アフレコの際はリモートで参加させていただいたりしました。 映画の内容についても、漫画から減らすシーン、増やすシーンなどを一緒に相談しながら調整させていただいてます。
及川監督は飴を口に入れてから噛むまでの速度が早く、相当な量の飴を舐めている(噛んでいる)のではないかと思っています。なぜそれを知っているかと言いますと、リモートの時にカリ…と飴を噛む音が聞こえるからです。でも、その飴を噛む音で心が和み、「映画の公開に向けてがんばるぞ」という気持ちになりました。 私は漫画が映像になる時に、これが何分になるのか、どのくらいの間を取れば観た時に心地が良いのかが分かりません。そういったアニメーションにした際の時間の流れが、監督には見えているんだな、という瞬間が度々ありました。私が大事な部分を削ろうとしてしまった時に、「ここは残した方が良い」と止めてくださったこともあった。作品やキャラクターの良いところをすごく理解して下さり、原作を大事にしていただいているのが伝わりました。 そんな及川監督の穏やかな雰囲気が、今回の映画のちいかわらしさや、作品全体をまとめて下さっていると思います。
総作監の辻(智子)さん、前川(葵)さんをはじめ、アニメーターの皆様には細かな部分までたくさんのお願いをしてしまいました。そんな中、最大限の力を尽くしてくださったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
プロデューサーの今福(太郎)さんは、腕にフォーク(いわゆる食器の)を巻いてらっしゃる。ちょっといいなと思っています。緊急時は地面も掘れますし。 私からの要望も多くご苦労をおかけしたのではないかと思います!そんな中でもたくさんの希望を叶えていただき、すごく誠実に作品に向き合っていただけたと感じています。
●映画制作にはどの具合で関わっていらっしゃいますでしょうか?
作画やコンテなど、かなり細かい部分まで確認させていただきました。アニメ映画の原作者で漫画連載をしている先生方は、ご自身の仕事もあるのでどうしても制作から離れざるを得ない瞬間があると思います。それに比べると私はかなり深く入りこめる状況だったので、どのような距離感で関わるのが正解なのかすごく悩みました。 でも、悔いがないようにしたかったので、出来ることは全部やらせていただきました。
●島二郎、セイレーン、ヒトハ、フタバのキャストはどのように選びましたでしょうか?
声優さんを選ぶ際は、やはりキャラクターのイメージと合っているかどうか、そしてご本人がどんな方なのかを調べるようにしています。どんなものがお好きな方なのかなど…。
セイレーンは、かわいらしさと怖さの両方を表現できて、さらに歌が得意な方が良いと思い、イメージにぴったりだった鈴木みのりさんにお願いすることになりました。歌のオーディションテープでビブラートが効いているのが決め手になりました。
ヒトハとフタバは、ありがたいことにオーディションに参加してくださった方がとても多かったため一番難航しました。 ヒトハとフタバは見た目がほとんど同じなのですが、それぞれ性格があるので、セリフがない中でもその性格をうまく拾ってくださっていた寺澤(百花)さん、鈴代(紗弓)さんに決定となりました。 ヒトハは少し抜けた雰囲気、フタバはしっかり者の雰囲気で、というお願いをしました。
島二郎は、最上(嗣生)さんの声はもちろんなのですが、「日本酒舐郎」というアカウント名でXをやっていらっしゃることも決め手のひとつとなりました。 想像していた通りの声で島二郎がしゃべってくれてとても嬉しいです。特に水中での島二郎が良いです。
人魚の大木(咲絵子)さん、七瀬(彩夏)さん、南雲(希美)さんもそれぞれ時間をかけて選ばせていただきました。 アフレコの際は、テレビ版から長くお世話になっている音響監督の土屋(雅紀)さんが、こちらの意図したニュアンスを分かりやすく伝えてくださいました。
●OP映像の原案は、どのようなイメージで設計されたのでしょうか?
ちいかわのテレビアニメでは放送時間がショートということもあり、OPがありません。なので、もしOPがあるとしたらこういうものが良いな。というのを基準に考えました。 映画なので初めて観る方もいらっしゃるだろうと思い、キャラクターたちや世界観の紹介も兼ねた内容を考えました。 アニメのOPというものが大好きなので、今回携わることができてとても嬉しかったです。
●映像だからこその本作の見どころを教えてください。
非常に綺麗な背景や、メインでしゃべっているキャラクター以外がうしろで動いているところ(特にうさぎ)なども見どころです。 また、原作にはない映画的な構図や間も、映像ならではの魅力になっていると思います。 冒頭の、ちいかわ・ハチワレ・うさぎが丸太の周りでの掛け合いをするシーンは、特に映画的な感じがして、映像として見た時は感動しました。
歌のパートであるセイレーンの登場シーンや、うさぎラップも、たくさんこだわっていただいています。また、声優さんたちのアドリブのセリフを入れてもらっているところがあるのですが、そこもすごく好きな部分です。 それ以外にも見どころはたくさんあります!とくに戦闘シーンはダイナミックにしていただいたので、原作ではなかなか表現できていないラッコの強さが伝わるのではないかと思います。 劇中で、キャラクターたちの身体の動きや、心の動きに合った音楽が流れるところにも注目してほしいです。 言葉では全部言い表せませんが、実際映像として観ていただけたら嬉しいです。
●セイレーンや、島二郎はどのように思いついたキャラクターなのでしょうか。
セイレーンは、大きくてかわいいキャラクターを作りたいと思い、「あのこ」のような見た目を目指してつくりました。ラフの段階ではキャラクターの見た目が決まっていなかったので、「あのこ」をセイレーンの代わりに配置していました。 頭は犬張子がモデルで、下半身は赤く金魚のような感じになっています。 島二郎は、頼りになりそうな雰囲気になるよう考えていった結果、あのような感じになりました。
●セイレーン編を描きはじめる際、初期の構想から変わったことなどはありますか?
元々のラフでは、ヒトハとフタバは顔もセリフもあるキャラクターだったのですが、あまりに喋りすぎだなと思い、セリフがない方が好きなので、顔もセリフもこちらには見えない、聞こえない形のキャラクターにしました。 島二郎は当初出す予定がなかったのですが、頼れる仲間が欲しかったので登場させることにしました。 元々は「酒まんじゅう」という、くりまんじゅうとそっくりな島の村長のようなキャラを出す予定だったのですが、その予定もなくなったので、島二郎という新しいキャラクターが増やせて良かったと思っています。
●作品の音楽へはどんなオーダーをしましたでしょうか?
音楽については、TVアニメ版でもお世話になっているトクマル(シューゴ)さんに入ってもらいたいと希望し、トクマルさん、そして上水樽(力)さんが音楽を担当してくださいました。 島のテーマ曲を決めて、そのアレンジバージョンを何箇所かで流して欲しいというお願いをしました。おいしい屋台がてんこもり♬のメロディーが何箇所かで流れますので、そちらも注目してもらえたら嬉しいです。 セイレーンの登場シーンのミュージカル調な雰囲気も素敵で、セイレーンが顔を出す直前、ちいかわハチワレの背後からカメラが寄っていくところがすごくかっこいいので、聴いてもらいたいです! どのBGMもおすすめですが、「ふたりのひみつ」「出航の朝」が特に好きです。
●仕上がったオープニングテーマやエンディングテーマの感想を教えてください。
今回、OP、EDともに制作した歌詞をもとに、トクマルさんに音楽をつけていただきました。どちらもトクマルさんが素晴らしい楽曲に仕上げてくださり、デモで初めて聴いた時はとても感動しました。 どんどんアレンジが加わっていって、音楽が完成していく過程を見ることができたのも良かったです。 OPは、映画タイトルが出る前奏のダイナミックな雰囲気から、ちいかわの世界観を感じさせる雰囲気まで、どちらも表現していただいたのがすごいと思いました。 EDはちょっと南国っぽさを感じる雰囲気も好きです。歌が終わった後に流れる最後の部分が映画の終わりを感じさせてとても素敵なので、ぜひ聴いていただきたいです。
●いつか、「ちいかわを映画に」というお気持ちは元々ありましたでしょうか?
まず、テレビアニメになったこと自体が衝撃だったので、さらに映画もやりたい!とはあまり考えていませんでした。「ちいかわ」と映画が自分の中で直接結びつくような感じもあまりなくて。 テレビアニメが放送していることをきちんと実感するまでに2、3年近くかかりましたので、今回の映画についても、あと2年後ぐらいに実感できるのではないかと思います。ただ、マナームービーはずっとやりたいと思っていました。
●この映画はどのように楽しんで欲しいでしょうか?
キャラクターたちのかわいく愉快なところを見て楽しんでもらえたらと思います。 子供が見た場合は、昔こんな映画を見たな。という感じで思い出してくれたらすごく嬉しいです。頭のどこかに記憶として残っていて、そこから何かをつくるときの土台になってくれたらさらに嬉しいです。私も昔見たアニメ映画はずっと心に残っているので。
●今後もちいかわの映画を観られるチャンスはありますでしょうか?
今回、最初で最後と思ってやりきったつもりでいますが、もしやれるのであれば島二郎主人公でやりたいです!島二郎とオデが、取っ組み合いの喧嘩をする話。
●もし、この島に行ったらやりたい事は?
屋台で食べ物と飲み物を買い、焼きそばは外で食べ、その他はバンガローに持って帰ってゆっくり食べたいです。そしてシュノーケリングをしたい。 シーサーとくりまんじゅうがまさにそんな風に過ごしていたように思います。
映画化に関して
●今年、ちいかわ初の映画が公開されますが(※)、率直な心境を教えてください。
※本インタビューは映画公開前に実施したものとなります。
劇場での公開は緊張しますが、とても楽しみにしています。みなさんと一緒に劇場に観に行けたら良いなと思っています。
映画化は初めてのことばかりで、暗中模索という感じでした。まず最初に、映画をやるのか、本当にできるのか、というところから始まりました。贅沢な悩みではありますが、やるのであれば良いものにしたかったんです。
どうしたらもっと良くなるんだろうと悩むことも多かったです。
漫画を描いた2023年から映画が公開するまでの間、ずっと自分の中では2023年が続いているような感じがしていました。なので、映画公開日の7月24日で、ようやく2024年になる感覚です。
●映画チームとはどのようなコミュニケーションをとりましたか?オーダーした内容なども含めて教えてください。
まずは、キャラクターたちそれぞれのイメージが崩れないように、ということです。
たとえば、はじめにちいかわとハチワレがチラシを見るシーンがありますが、ちいかわが横から手を出した時にグイっと奪い取るような仕草にならないようにしてほしい、などです。
その他、作画についてもすごく細かな部分のお願いをしました。主にキャラクターの表情の部分になります。眉毛の角度だったり、口の開きだったり。
お打ち合わせも定期的にさせてもらっています。直接お会いしたり、アフレコの際はリモートで参加させていただいたりしました。
映画の内容についても、漫画から減らすシーン、増やすシーンなどを一緒に相談しながら調整させていただいてます。
及川監督は飴を口に入れてから噛むまでの速度が早く、相当な量の飴を舐めている(噛んでいる)のではないかと思っています。なぜそれを知っているかと言いますと、リモートの時にカリ…と飴を噛む音が聞こえるからです。でも、その飴を噛む音で心が和み、「映画の公開に向けてがんばるぞ」という気持ちになりました。
私は漫画が映像になる時に、これが何分になるのか、どのくらいの間を取れば観た時に心地が良いのかが分かりません。そういったアニメーションにした際の時間の流れが、監督には見えているんだな、という瞬間が度々ありました。私が大事な部分を削ろうとしてしまった時に、「ここは残した方が良い」と止めてくださったこともあった。作品やキャラクターの良いところをすごく理解して下さり、原作を大事にしていただいているのが伝わりました。
そんな及川監督の穏やかな雰囲気が、今回の映画のちいかわらしさや、作品全体をまとめて下さっていると思います。
総作監の辻(智子)さん、前川(葵)さんをはじめ、アニメーターの皆様には細かな部分までたくさんのお願いをしてしまいました。そんな中、最大限の力を尽くしてくださったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
プロデューサーの今福(太郎)さんは、腕にフォーク(いわゆる食器の)を巻いてらっしゃる。ちょっといいなと思っています。緊急時は地面も掘れますし。
私からの要望も多くご苦労をおかけしたのではないかと思います!そんな中でもたくさんの希望を叶えていただき、すごく誠実に作品に向き合っていただけたと感じています。
●映画制作にはどの具合で関わっていらっしゃいますでしょうか?
作画やコンテなど、かなり細かい部分まで確認させていただきました。アニメ映画の原作者で漫画連載をしている先生方は、ご自身の仕事もあるのでどうしても制作から離れざるを得ない瞬間があると思います。それに比べると私はかなり深く入りこめる状況だったので、どのような距離感で関わるのが正解なのかすごく悩みました。
でも、悔いがないようにしたかったので、出来ることは全部やらせていただきました。
●島二郎、セイレーン、ヒトハ、フタバのキャストはどのように選びましたでしょうか?
声優さんを選ぶ際は、やはりキャラクターのイメージと合っているかどうか、そしてご本人がどんな方なのかを調べるようにしています。どんなものがお好きな方なのかなど…。
セイレーンは、かわいらしさと怖さの両方を表現できて、さらに歌が得意な方が良いと思い、イメージにぴったりだった鈴木みのりさんにお願いすることになりました。歌のオーディションテープでビブラートが効いているのが決め手になりました。
ヒトハとフタバは、ありがたいことにオーディションに参加してくださった方がとても多かったため一番難航しました。
ヒトハとフタバは見た目がほとんど同じなのですが、それぞれ性格があるので、セリフがない中でもその性格をうまく拾ってくださっていた寺澤(百花)さん、鈴代(紗弓)さんに決定となりました。
ヒトハは少し抜けた雰囲気、フタバはしっかり者の雰囲気で、というお願いをしました。
島二郎は、最上(嗣生)さんの声はもちろんなのですが、「日本酒舐郎」というアカウント名でXをやっていらっしゃることも決め手のひとつとなりました。
想像していた通りの声で島二郎がしゃべってくれてとても嬉しいです。特に水中での島二郎が良いです。
人魚の大木(咲絵子)さん、七瀬(彩夏)さん、南雲(希美)さんもそれぞれ時間をかけて選ばせていただきました。
アフレコの際は、テレビ版から長くお世話になっている音響監督の土屋(雅紀)さんが、こちらの意図したニュアンスを分かりやすく伝えてくださいました。
●OP映像の原案は、どのようなイメージで設計されたのでしょうか?
ちいかわのテレビアニメでは放送時間がショートということもあり、OPがありません。なので、もしOPがあるとしたらこういうものが良いな。というのを基準に考えました。
映画なので初めて観る方もいらっしゃるだろうと思い、キャラクターたちや世界観の紹介も兼ねた内容を考えました。
アニメのOPというものが大好きなので、今回携わることができてとても嬉しかったです。
●映像だからこその本作の見どころを教えてください。
非常に綺麗な背景や、メインでしゃべっているキャラクター以外がうしろで動いているところ(特にうさぎ)なども見どころです。
また、原作にはない映画的な構図や間も、映像ならではの魅力になっていると思います。
冒頭の、ちいかわ・ハチワレ・うさぎが丸太の周りでの掛け合いをするシーンは、特に映画的な感じがして、映像として見た時は感動しました。
歌のパートであるセイレーンの登場シーンや、うさぎラップも、たくさんこだわっていただいています。また、声優さんたちのアドリブのセリフを入れてもらっているところがあるのですが、そこもすごく好きな部分です。
それ以外にも見どころはたくさんあります!とくに戦闘シーンはダイナミックにしていただいたので、原作ではなかなか表現できていないラッコの強さが伝わるのではないかと思います。
劇中で、キャラクターたちの身体の動きや、心の動きに合った音楽が流れるところにも注目してほしいです。
言葉では全部言い表せませんが、実際映像として観ていただけたら嬉しいです。
キャラクターに関して
●セイレーンや、島二郎はどのように思いついたキャラクターなのでしょうか。
セイレーンは、大きくてかわいいキャラクターを作りたいと思い、「あのこ」のような見た目を目指してつくりました。ラフの段階ではキャラクターの見た目が決まっていなかったので、「あのこ」をセイレーンの代わりに配置していました。
頭は犬張子がモデルで、下半身は赤く金魚のような感じになっています。
島二郎は、頼りになりそうな雰囲気になるよう考えていった結果、あのような感じになりました。
●セイレーン編を描きはじめる際、初期の構想から変わったことなどはありますか?
元々のラフでは、ヒトハとフタバは顔もセリフもあるキャラクターだったのですが、あまりに喋りすぎだなと思い、セリフがない方が好きなので、顔もセリフもこちらには見えない、聞こえない形のキャラクターにしました。
島二郎は当初出す予定がなかったのですが、頼れる仲間が欲しかったので登場させることにしました。
元々は「酒まんじゅう」という、くりまんじゅうとそっくりな島の村長のようなキャラを出す予定だったのですが、その予定もなくなったので、島二郎という新しいキャラクターが増やせて良かったと思っています。
音楽に関して
●作品の音楽へはどんなオーダーをしましたでしょうか?
音楽については、TVアニメ版でもお世話になっているトクマル(シューゴ)さんに入ってもらいたいと希望し、トクマルさん、そして上水樽(力)さんが音楽を担当してくださいました。
島のテーマ曲を決めて、そのアレンジバージョンを何箇所かで流して欲しいというお願いをしました。おいしい屋台がてんこもり♬のメロディーが何箇所かで流れますので、そちらも注目してもらえたら嬉しいです。
セイレーンの登場シーンのミュージカル調な雰囲気も素敵で、セイレーンが顔を出す直前、ちいかわハチワレの背後からカメラが寄っていくところがすごくかっこいいので、聴いてもらいたいです!
どのBGMもおすすめですが、「ふたりのひみつ」「出航の朝」が特に好きです。
●仕上がったオープニングテーマやエンディングテーマの感想を教えてください。
今回、OP、EDともに制作した歌詞をもとに、トクマルさんに音楽をつけていただきました。どちらもトクマルさんが素晴らしい楽曲に仕上げてくださり、デモで初めて聴いた時はとても感動しました。
どんどんアレンジが加わっていって、音楽が完成していく過程を見ることができたのも良かったです。
OPは、映画タイトルが出る前奏のダイナミックな雰囲気から、ちいかわの世界観を感じさせる雰囲気まで、どちらも表現していただいたのがすごいと思いました。
EDはちょっと南国っぽさを感じる雰囲気も好きです。歌が終わった後に流れる最後の部分が映画の終わりを感じさせてとても素敵なので、ぜひ聴いていただきたいです。
最後に
●いつか、「ちいかわを映画に」というお気持ちは元々ありましたでしょうか?
まず、テレビアニメになったこと自体が衝撃だったので、さらに映画もやりたい!とはあまり考えていませんでした。「ちいかわ」と映画が自分の中で直接結びつくような感じもあまりなくて。
テレビアニメが放送していることをきちんと実感するまでに2、3年近くかかりましたので、今回の映画についても、あと2年後ぐらいに実感できるのではないかと思います。ただ、マナームービーはずっとやりたいと思っていました。
●この映画はどのように楽しんで欲しいでしょうか?
キャラクターたちのかわいく愉快なところを見て楽しんでもらえたらと思います。
子供が見た場合は、昔こんな映画を見たな。という感じで思い出してくれたらすごく嬉しいです。頭のどこかに記憶として残っていて、そこから何かをつくるときの土台になってくれたらさらに嬉しいです。私も昔見たアニメ映画はずっと心に残っているので。
●今後もちいかわの映画を観られるチャンスはありますでしょうか?
今回、最初で最後と思ってやりきったつもりでいますが、もしやれるのであれば島二郎主人公でやりたいです!島二郎とオデが、取っ組み合いの喧嘩をする話。
おまけ
●もし、この島に行ったらやりたい事は?
屋台で食べ物と飲み物を買い、焼きそばは外で食べ、その他はバンガローに持って帰ってゆっくり食べたいです。そしてシュノーケリングをしたい。
シーサーとくりまんじゅうがまさにそんな風に過ごしていたように思います。